一般財団法人
群馬オペラアカデミー農楽塾

『農楽塾』は、オペラ歌手の中嶋彰子によって、『農作』と『音楽』を融合させるという、これまでにない斬新な発想で誕生した合宿型オペラアカデミーです。

歌手だけでなく、歌曲伴奏、コレペティツィオン、指揮を志す次世代の音楽家たちを対象としたプログラムが組まれており、世界トップレベルの講師陣の指導のもと、次世代の国際的な音楽家の育成を目指しています。

2015年度からは合宿型の勉強会に加え、留学や国際コンクールに向けたマスタークラスも開講され、農楽塾では毎年新たな取り組みを行っています。

~ 今年のテーマは「日本語で歌う」~

 合宿期間:2025年4月23日(水)~4月27日(日) in 群馬県館林市 

応募期間:2025年1月17日(金)~ 3月14日(金) 

海外留学や国際的な活動を目指す歌手とピアニストのための講習会、農楽塾の春期講習会が今年も開催されます。この講習会では、向上心にあふれた歌手とピアニストの方々を応募者の中から選出し、専門的な指導を行います。
今年のテーマは「日本語で歌う」です。日本語ディクションの専門家を講師としてお迎えし、外国語のレパートリーに加え、日本語の楽曲にも取り組みます。

開催日程: 2025年4月11日(金)~4月13日(日)  
@荻窪オペラ座アッジョルノ

オーディション・マスタークラスは、模擬オーディションを通して、オーディションのためのトレーニングができる農楽塾独自のイベントです。
このプログラムでは、留学など国外の舞台に踏み出すために必要なスキルや知識に触れることができます。海外留学や国際的キャリアを志す人にとって、最初の一歩を踏み出す機会となるでしょう。また、2025年オペラハイライトVol.7 《ヘンゼルとグレーテル》のキャストオーディションを同時受験することができます。

応募期間:2025年1月10日〜3月14日

2024年オペラハイライトVol.7
喜歌劇《こうもり》
大好評のうちに終演いたしました。


2025 年も群馬県邑楽町にて、オペラハイライトの開催が決定しました!本公演では、宮本 益光さんの翻訳による農楽塾オリジナル日本語版歌詞が使用されます。指揮はウィーンで研鑽を積む平塚太一さんが担当し、演出アドバイザーには砂川真緒さんをお迎えします。キャストには、オペラハイライト vol.6「連隊の娘」で印象深い演技を披露してくださった鳥木弥生さんが魔女役として、また農楽塾第 5 期生の益田早織さんが母親役として登場します。その他のキャストはオーディションにより選出されます。 

 本公演では、開催地域との綿密なコラボレーションに取り組みんでまいります。地域の青少年によるエキストラ出演、また普段公演会場に足を運ぶのが難しい方々への配慮として、身体障がい者支援法人・地域団体との協力も計画されています。さらに、現地アーティストによるデザインのチラシ制作など、多方面で地域の特色を活かした取り組みが進められています。

 本公演は、塾長である中嶋彰子の演出・プロデュースのもと、伝統と革新が融合するメルヘンな舞台をお届けします。

公演日:2025年8月30日(土)、8月31日(日)

2024年9月27日 オンラインチケット販売開始

新着情報

《ヘンゼルとグレーテル》キャストオーディションを開催します

2025年のオペラハイライト《ヘンゼルとグレーテル》のキャストオーディションについて、情報を掲載いたしました。オーディションは2025年4月11日(金)~13日(日)に東京都内にて開催いたします。詳細はこちらよりご覧いた […]

オーディション・マスタークラスについて情報を掲載しました

2025年のオーディション・マスタークラスについて情報を掲載いたしました。今回は2025年4月11日(金)~13日(日)に東京都内にて開催いたします。詳細はこちらよりご覧いただけます。多くの方のご参加をお待ちしております […]

2025年の春期講習会について情報を掲載しました

「農楽塾13期 歌手とピアニストのための春期講習会」について情報を掲載いたしました。今回は2025年4月23日(水)~4月27日(日)に群馬県館林市にての開催となります。詳細はこちらよりご覧いただけます。多くの方のご応募 […]

一般財団法人
群馬オペラアカデミー農楽塾
Noura Opera Foundation

オーディション・マスタークラスは、模擬オーディションとレクチャーを通して、各種オーディションのためのトレーニングができる農楽塾独自のイベントです。
東京とウィーンの両都市で開催されるこのプログラムでは、留学など国外の舞台に踏み出すために必要なスキルや知識に触れることができます。海外留学や国際的キャリアを志す人にとって、最初の一歩を踏み出す機会となるでしょう。

歌手とピアニストのための春期講習会では、向上心のある方なら、レベルや年齢に関係なくどなたでも参加することができます。
この講習会では、技術的なことはもちろん、作品についての多角的なコーチングに加え、ネイティブスピーカーによる各言語のディクションや、詩の解釈を学ぶことができます。

農楽塾で夏から秋にかけて行われる活動は「オペラハイライト」です。オーディションで選ばれた若手歌手や、既にキャリアを積んでいる歌手が、邑楽町での合宿にて共に稽古を重ね、舞台では肩を並べ歌い演じます。参加者全員が舞台人として、自分らしさや内に秘めた複雑な情緒を表現し、「観客をオペラの世界へ導く」という目標を達成すべく、毎年稽古に励みます。

地域に根ざした自然の恵みに感謝し、食・住を共にしながら様々な経験を分かち合うことで、自然を肌で感じ、魂から音楽を表現できるような豊かな感受性が育ちます。このように地域やその人々と文化を通した交流をすることは、農楽塾を作り上げる大切な要素の一つとなっています。

ディレクター紹介

Akiko Nakajima

soprano / general director

Risa Matsushima

soprano / Associate Director

Yuri Aoki

Korrepetitor / Associate Director

Our Mission

~私たちの使命~

群馬オペラアカデミー農楽塾はその名の通り、音楽家の育成を主目的とした「塾」です。
 日本と海外から一堂に集まった若手とプロの音楽家たちが分け隔てなく民家や公民館で食・住を共にし、様々な経験や文化を分かち合うことで、参加者全員が歌手として、指揮者としてあるいはコレペティートアや演出家など、舞台で活躍するアーティストとして一段と成長できる場を提供することを目的としています。

 農楽塾の掲げる二つの大きな目標は、まずトップレベルの次世代の舞台人を育てること、そして農楽塾をサポートする地域の皆様との友好関係を向上させ、地域文化活性化に貢献する事です。

 舞台人になるというのは、どういうことなのか。人の心を動かすためには、何が必要なのか。
 自身の精神・姿勢や人間力が大きく問われるこの世界で、人の心に感動を与え、舞台人として世界に通用するレベルの次世代を育成するため、農楽塾は若手の音楽家を全力でサポートします。